建築施工前の打合せ リアルをここにレポート 素人が感じたアレやこれ

建築ドドド素人で猛勉強中のスタッフによるブログ記事です。

株式会社 美建 長谷部社長とAM9:30~待ち合わせ場所へ

はじまるまでは緊張しか無かった。 打合せではまず何を話すのか?               先方様は2名様という。どういった方がおられ、どういったことをされているのか、先方様の情報を伺う。どこにどう座り、どんな感じなのか、多々。頭を回転させても何も出てこないので考えない事にした。
打合せと言うより今回は長谷部社長が徹夜で弾き出した具体的な工事金額(見積もり)を僕も普段からお世話になっている先生(一級建築士)がおられる設計事務所さんへ持って行く所からでした。
徹夜明けの長谷部社長、弊社の神棚に二礼二拍手一礼。(何を思い祈るのか長谷部社長の背中を見つめフと思うた。)いざ出発。

設計事務所に到着

二条寺町通りの路面に佇む そちらの設計事務所。 「おしゃれ」とかそんな言葉では片付けられない。(村上春樹的言葉で言いたい) その路面から見える窓際に先生のデスク「仕事場」がある。たったひとつだけある。 通りから見る先生が仕事をされている姿はカッコが良すぎる。(夏の終わり夕方あたり)
その当日も奥ではケーキが並びコーヒーを入れておられる方達が。 なぜ?建築士さんの事務所で?と思いますが、こちらの設計事務所さん 間借りのシェアキッチンも併用なのです。
その日は、「○○のケーキ屋さん」
わけがわからない説明になってしまい素人感 炸裂ですが、僕も初めてお伺いさせていただいた時は意味がわからなかった。
シェアキッチンですので、毎日違う人が順番に毎日違うお店を切り盛りをする。出店するのです。
時にはカレー屋さんが、時には小物屋さん、時には花屋さん 何色にでもなる設計事務所。
その窓際に先生がいます。先生が建築士としての仕事を机と向かい合って、その日その日の匂いや雰囲気の中、設計を成される。
長谷部社長もこちらで異業種コラボレーション1日限り限定の「おでん屋」をやられたとか。


すみません。話がだいぶ脱線してしまいましたが、
今回の見積もり案件は住宅リフォーム。
まず一級建築士さんの先生との打合せで僕が気をつけたいこと
どが付く素人の僕が、第一線で活躍されておられるプロ中のプロの方達の中で 粗相の無いようにと。ドが付くほどの緊張感で社長の背中に隠れてお伺いしましたが…… 

            

専門用語が飛び交う場面での「わからない」を解決

飛び交いまくってました。専門が過ぎる用語。 
ほぼわからない言葉で耳に馴染まない言葉の数々。
社長に借りたiPadを片手にGoogle先生に質疑、応答を求める連続。

「ガルバ」 「タテヒラ?」 「ひらぶき?」 「えてぶき?」
「鬼首」(おにこうべと言います)
「防湿材」 「漆喰?」
「おうびき?」
「フルスケルトン?」他……

わからない言葉の連発→Google先生→わからない言葉の連発→Google先生→わからない言葉→Google先生 
ひとつひとつメモにし脳みそに入れていきました。                     しかしイメージができたぐらいで次のまた初耳ワード。正直、日本語じゃない方の話を聞いている感覚です、わかりません。             書いてる今は答えられます。                     ビジネスやお金の話はさて置いて、あの最前線では何もわからなかった。       

社長すごい!先生スゴイ!!!です。    

素人が驚いた 建築のプロが考える「良い家」


以前、先生のおっしゃていた言葉で印象的なものがあります。                       「一回、もう私はあの家に住んだのよ」
いや、ほんまに住むのちゃいますよ。                                      
僕もアホなので「え、先生あそこに住んだんですか?」ってアホな質問をしたのですが….      
そうではなくて、そこで息をするように、 なんの変哲もなく 朝そこで当たり前に靴下を履くように そこにいる、生活を、 くらしを見つめ想う、 設計なのだと。    「住む」からこそ見えるもの。家族や生活される方のくらし、営みをどこまで自分自身に落とし込めるか。             僕の自己解釈はこうでした↑。 

そんな先生が考える家作りで今回飛び交った条件は数百とあるのですが                 こんな事まで考えているのかと思うことが多くありました。                      「ここは湿気が多いね、いやここは多くない。」
「家族構成を考え、スポーツする子供達がいるので玄関に○○ を置いて泥だらけの靴を洗ってもらおう。」
「空調はこうだな。」
「水道はこうきているからこうか」など
「家族はここでご飯を食べるだろう、だから○○だ。」
他………

僕が家を創るその日

自分の手か、施工に携わるかはさておき。

僕がリフォームなのか新築なのか、一軒家にせよ、マンションにせよ自分の城を創る時      こんな先生や施工業者さんにお願いしたいなって思いました。                 えーと、ものすごく月並みな言葉にはなり最後の締めで大変恐縮ではございますが           リアルな現場に立ち会わせていただき身となり血となりました。この経験を無駄にせずまた精進参ります。               先生と社長で僕の家を創ってほしいなぁ。お金はないけど……

〒600-8451 京都府京都市下京区若宮通万寿寺上る亀屋町49            株式会社 美建   ☎ 075-754-8600